SPC GLOBALがスピーチコンテスト開催 一般・経営者の最優秀賞が決定

SPC GLOBAL(第33代浅野泰則理事長)は11月17日、新横浜プリンスホテル(横浜市)において、⼀般社団法⼈⽇本資質表現教育協会(岸上こうじ会長)が主催するスピーチコンテストを開催した。コンテストは一般部門と経営者部門の2部門。前回から⽂部科学省の後援を受け⽂部科学⼤⾂賞も授与された。

スピーチコンテストは、自分がとるべき行動を深耕し、論理的に文章化することで思考が整理される。また、その過程と決意を周囲が応援することを目的とする。自身の決意を「声・表情・身体」で表現することによって、自分自身を総合的にプロデュースし、深く考察する機会となる。

さらに、発表者の表現が、発表者個人の課題に留まらず、観客にも考察の深化を促すことを期待する。スピーチコンテストまでのプロセスや当日の舞台が、個人が主体的に考えて行動する能力を高め、それが社会教育や社会活動の発展に寄与することを目指している。

一般部門
テーマ「このシゴト(会社/学校)私の誇りだ!」

社会人・学生を対象に全国で開催。現地審査員によるスピーチ原稿およびスピーチ動画による1次審査(地域選考)を実施し8名を選出する。最終審査では、協会理事による審査にて最優秀賞1名を選出。「2025スピーチコンテスト」では、最優秀者の表彰のみを行う。最優秀賞および文部科学大臣賞は秋月彩里さん(和歌山県)。

(左から)一般部門の最優秀賞・文部科学大臣賞を受賞した秋月彩里さんの代理で表彰を受けた秋月隆佳さん。来賓として出席した前衆議院議員、元文部科学大臣の下村博文氏。

経営者部門
テーマ「自分のテーマ+本質への挑戦」

経営者・社会において指導的立場にある者が対象。日本全国の現地審査員による1次審査(地域選考)を実施し10名を選出。2次審査は協会指名の審査員によるスピーチ原稿およびスピーチ動画の審査で3名を選出。選出された3名は「2025スピーチコンテスト」で決勝戦を行う。最優秀賞、優秀賞、奨励賞が授与されるさらに、文部科学大臣賞、特別賞として横山義幸賞が授与される。

結果は最優秀賞と文部科学大臣賞を渡辺俊博さん(愛知県)が受賞。優秀賞は同点のため、荻堂盛陽さん(沖縄県)と上村薫輝さん(神奈川県) さんの2名が受賞した。

(左から)最優秀賞と文部科学大臣賞を受賞した渡辺俊博さん。来賓として出席した前衆議院議員、元文部科学大臣の下村博文氏。
(左から)優秀賞を受賞した荻堂盛陽さん、(一社)日本資質表現協会・岸上こうじ会長。
(左から)優秀賞を受賞した上村薫輝さん、(一社)日本資質表現協会・岸上こうじ会長。