業界最高峰アワード「JHA2025」グランプリに「kakimoto arms」小林知弘

11月10日、第36回「JHA(ジャパン・ヘアドレッシング・ アワーズ)」が、セルリアンタワー東急ホテルで開催された。JHAは1990年に日本で発足し、推薦や公募作品を対象に1年間を通じて優れた才能を称える、業界最高峰のアワード。

「ジャパン ヘアドレッサー オブ ザ イヤー」は、『kakimoto arms(カキモトアームズ)』の小林知弘さんが受賞。「誰かとつくるクリエーションの強さを証明したくてカラーリストと共闘した。クリエーションを通してたくさんの人と出会え、景色を知れた。これからもいいものを作り続けたい」と語り、会場を大きな感動で満たした。

オフィシャルアワーズ

共催美容専門誌の編集長および直近3年の大賞部門ファイナリストにより推薦されたヘアデザイナーの作品を対象とするオフィシャルアワーズ。大賞である「ジャパン ヘアドレッサー オブ ザ イヤー」、新人賞の「ニューカマー オブ ザ イヤー」の2部門がある。

ジャパン ヘアドレッサー オブ ザ イヤー

グランプリ
カキモトアームズ(kakimoto arms)/小林知弘
準グランプリ
スクリーン(SCREEN)/橋本佳奈

ニューカマー オブ ザ イヤー

最も将来性の高い新人を選出する新人賞。10名がファイナリストに選ばれ、最優秀新人賞と優秀新人賞が選出された。今年は1人2点の作品エントリーとなった。

最優秀賞新人賞
ヌーク(NOOK)/黒柳雄登
優秀新人賞
ハンク(Hank.)/米澤香央里

アプリケーションアワーズ

アプリケーションアワーズは、毎年7月1日~翌6月30日の期間中に制作・撮影され、規定通りに事務局へ到着した作品を対象とする賞。「ライジングスター オブ ザ イヤー」、地域ごとの「エリアスタイリスト オブ ザ イヤー」、そして「サロンチーム オブ ザ イヤー」の3つの部門がある。

ライジングスター オブ ザ イヤー

アプリケーションアワーズ内で頂点となる作品を選ぶ「ライジングスター オブ ザ イヤー」。最優秀賞と優秀賞が選出された。

最優秀賞
アロウズ(Arrows)/山﨑 真
優秀賞
ナンバーセブン(number seven)/KURU

エリアスタイリスト オブ ザ イヤー

全国7エリアから680名の作品応募があり、合計81名がファイナリストに選ばれた。昨年まで最優秀賞+優秀賞を選出していたが、今年から最優秀賞のみに一本化された。

【九州・沖縄エリア】

最優秀賞
フェイバー(FAVOR)/杉尾 勇
【中国・四国エリア】
最優秀賞
ニコヘアー(niko hair)/氏川りの
【近畿エリア】
最優秀賞
トーナイ/ナナ(TONAI/7nana)/宮田晃佑
【中部エリア】

最優秀賞
アルテヘアー(arte HAIR)/日比野 聡
【関東エリア】

最優秀賞
ヘアデザインガール(hair design girl)/片柳裕樹
【東京エリア】

最優秀賞
エヌ(N)/成田堅太朗
【北海道・東北エリア】

最優秀賞
アンメイビー(UNMAYBE)/𠮷田 幸治

サロンチーム オブ ザ イヤー

同サロンから2名以上5名までのチームで作品を制作する。全国から92チームが応募し、ファイナリストには11チームがノミネートされた。

サロンチーム賞
ピークアブー(PEEK-A-BOO)/寺岡幸紘、栗原貴史、森嶋謙介、木下美咲

ジャーナル賞

今年からは、共催ジャーナル編集長が独自の視点で選出する「ジャーナル賞」がアプリケーションアワーズ内で復活した。

BOB賞
エヌ(N)/小島 翔太