
プレックス系ヘアケアブランド「オラプレックス(OLAPLEX)」は10月7日、都内で国内初の美容師向けイベント『OLAPLEX DAY』を開催した。日本国内での独占販売を担う美容ディーラーのガモウが取扱サロンを招待し、第一部では「オラプレックス」認定講師によるセミナー、第二部では米オラプレックス社によるプレゼンテーションと、ロンドンの名門サロン「サンリッツ(Sanrizz)」のレオナルド・リッゾ氏によるヘアショーが行われた。

第一部のセミナーでは、全国で「オラプレックス」講師を務める7名の美容師が登壇。ブリーチやパーマ、熱処理などによるダメージを軽減する特許技術「ボンドサイエンステクノロジー」の可能性を中心に、サロン現場での活用法を紹介した。実際にウィッグを用いてヘアケアを融合させた最新のデザイン提案を共有。ブランドの強みを活かしたメニュー設計や、継続的なヘアケアによる顧客体験の向上を語った。
続く第二部では、米オラプレックス本社エデュケーション部副社長のコリーン氏が登壇。ブランドの原点であるダメージ補修技術を解説し、湿度や摩擦、環境汚染など多角的なダメージ要因に対応するテクノロジーを紹介した。さらに、細毛・軟毛向けに開発された新シリーズ「No.4ファイン ボンドメンテナンスシャンプー」「No.5ファイン ボンドメンテナンスコンディショナー」や同ブランド初となるスタイリング剤「No.10 スタイリングジェル」の国内展開を発表。2026年2月には集中保湿マスク「リッチマスク」の発売も予定されていることが明かされた。
イベントの締めくくりには、「サンリッツ」のインターナショナルクリエイティブディレクター、レオナルド・リッゾ氏が登場。サロンのテクニカル哲学をベースに、「オラプレックス」を用いたケミカル施術とデザインの融合をライブで披露した。繊細なスタイリングとやわらかな光沢を両立させた仕上がりに、会場の美容師たちからは大きな拍手が送られた。
イベント最後には、フィンガーフードが振る舞われるフリーコミュニケーションタイムも実施。盆踊りと融合した「#盆ジョヴィ」で話題を集め、東京2020オリンピックでも競技DJを務めたDJ Cellyが会場のBGMを担当し、華やかに締めくくった。