ケラスターゼにAI頭皮分析デバイス「K-SCAN」が登場 一部のサロンで導入開始

ロレアルのヘアケアブランド「ケラスターゼ」が、AIを活用した頭皮分析機器「K-SCAN(ケースキャン)」の展開を開始する。7月30日より、一部のサロンにて導入される。

「K-SCAN」は、ロレアルが保有する膨大なスカルプデータと独自のアルゴリズムを組み合わせ、頭皮の状態をスコア化。皮脂の状態や常在菌のバランス、美頭皮菌の有無などを総合的に解析し、一人ひとりに最適なケアプランを導き出す。Before/Afterの状態を可視化する機能も搭載し、施術効果をより直感的に体感できるようにした。

ケラスターゼは、1964年にフランス・パリで誕生したプロフェッショナル・ラグジュアリーヘアケアブランド。「美しい髪は健康な頭皮から生まれる」という理念のもと、サロンでの“ディアグノシス(診断)”を重視しており、K-SCANの導入はその進化形といえる。

頭皮や毛髪を取り巻く環境が複雑化するなか、同ブランドではテクノロジーによる精密な診断とプロフェッショナルによる対応力を融合させ、サロンならではのパーソナル体験を深化。今後は“未来の髪”の美しさを見据えたケア提案として、サロン体験の差別化を図っていく。