
美容ディーラーのきくや美粧堂は7月15日、若手スタイリストが主役のヘアショー「ループネクスト(LOOP NEXT)」をZepp新宿で開催した。同イベントは2019年以来6年ぶりの開催。コロナ禍を経た再開となった今回は900名を超える来場者が集まり、会場は熱気に包まれた。
ステージには「アフロート(AFLOAT)」「ウェイズトウキョウ(Ways TOKYO)」「AI TOKYO(LAPIS)」「ハバナグループ(HAVANA GROUP)」「ロンド(Lond)」「ガーランド(Garland)」「ソル(SOL)」「ラピス(LAPIS)」「ディーバ(D.I.E.V.A)」「ローブ(LOAVE)」の10サロンが集結。ショーは前半・後半の2部構成で進行し、合間には出演スタイリストによるトークセッションも行われた。
それぞれのサロンが持ち味を活かしたステージを披露し、個性と熱量が交錯する空間に観客の視線が集中した。
アフロート(AFLOAT)
オープニングを飾ったのはアフロート(AFLOAT)。ダウンスタイルの巻き髪を披露し、夏らしい衣装に身を包んだモデルが会場を周遊した。
ウェイズトウキョウ(Ways TOKYO)
ウェイズトウキョウ(Ways TOKYO)は、AIを想起させたデジタルな世界観をテーマに、顔まわりのレイヤーカットを淡々と進めていく。
アイトウキョウ(AI TOKYO)
1970年代のパンクカルチャーがテーマ。ピンクヘアのメンズモデルを切り込み、ショートヘアをつくりあげた。
ハバナグループ(HAVANA GROUP)
ロングへアは素早くレザーカットで、動きのあるボリュームがあるスタイルをつくる。一方で、ショートヘアはワックスで毛先を立たせ、尖った印象に。

ロンド(Lond)
ロンド(Lond)は、幽霊に扮したモデルが登場。アップスタイルのへアセットを施し、登場時との変化の幅を見せつけた。
ガーランド(Garland)
ガーランド(Garland)は、モデルと美容師がゾンビを演じ、身体を縦横無尽に振りながらカットで切り込んでいく。
ソル(SOL)
大胆なデザインカラーが特徴。さらに、ステージではカットで個性的なシルエットをつくった。
ラピス(LAPIS)
レイヤーカットとアップスタイルを披露。男女がステージを降りて回遊し、エスコートする男性の姿に会場からは拍手が送られた。
ディーバ(D.I.E.V.A)
レイヤーカットからランダムに巻き、無造作で抜け感があるへアが完成。黒髪に赤いエクステが差し色が効いて、メリハリが協調されたスタイルを披露した。
ローブ(LOAVE)
アメリカの80年代のディスコがテーマで、軽快な音楽とともにカットやへアセットでステージを締めくくった。