資生堂プロ「アルティスト」がK-POP発“tripleS”をアンバサダーに迎えリブート

資生堂プロフェッショナルが5月14日、サロン専用カラーライン「アルティスト(ULTIST)」を全面リニューアルする。同時に最新コレクション「GLOW IN YOUR IDOL COLOR」を発表し、多国籍K-POP24人組ユニット、トリプルエス(tripleS)を公式グローバル・アンバサダーに抜擢した。Z世代と親和性が高い同グループのSNS拡散力を武器に、サロンカラーの需要を底上げする。

アップデートの柱は2つ。ひとつは、タンパク変性を抑える「トリプル ヘアプロテインガード」を組み込んだ“カラーインコアテクノロジー”。ブリーチ歴や白髪混在などベースがばらつく髪でも、根元から毛先まで均一な発色をかなえ、繰り返しのカラーによる質感劣化を低減する。もうひとつは、新色3シェード(アースベージュ/パッションオレンジ/シアーパール)の投入。ニュートラルグレーベース処方で黄み・赤みをコントロールし、透明感と彩度を両立させた。

(左)ハヨン、(中央後方)ニエン 、(中央手前)コトネ、(右)ソア 

トリプルエスは、韓国・日本・台湾・米国などから集まった24人で構成され、デビュー1年で主要アワード新人賞を総なめにした“進化型ガールズグループ”。今回は日本人メンバーを含む4人がビジュアルに登場し、それぞれが“推しカラー”を体現する。ハヨンは、クールトーンの新色「シアーパール」をまとった、凛とした透明感。ニエンは、ピンクオレンジが弾ける「パッションオレンジ」でエネルギッシュなイメージチェンジ。コトネは、柔らかなベージュニュアンスの「アースベージュ」で自然体の洗練を体現し、ソアは深みのある「アイリスバイオレット」で、静かで揺るぎない自信をにじませた。

なお、同ブランドは7月中旬から「ホットペッパービューティー」限定ポイントバック施策を展開し、ファンとトレンド感度の高い一般層をサロンへ誘導する。カラー需要をけん引する韓国カルチャーとテクノロジーを掛け合わせ、若年層の獲得を図る。