デジタルサロン協会が発足
一般社団法人デジタルサロン協会は美容とテクノロジーを通して国を豊かにすることを目的に、2023年4月15日に一般社団法人デジタルサロン協会(代表理事:Artificial Intelligence)を設立する。
同協会は美容業界で活躍する企業や個人が、AIやDAOなどのプラットフォームを通して美容業界を取り巻くあらゆる課題を解決するためにテクノロジーと向き合い、美容師による美容業界のための業界構造改革を推進。既に本プロジェクトに賛同する美容師は587名(2023年3月31日現在)となっている。
<名称> 一般社団法人 デジタルサロン協会
<設立> 2023年4月15日
同協会は会員と協議し、推進する協会であり、会員は「正規会員」「一般会員」「賛助会員」「特別会員」に分けられ、それぞれ異なる役割で参画。美容師、メーカー、ディーラー誰でも参加できる次世代の形を目指す。
これからのWeb3.0時代のVRやAI、DAO、ブロックチェーンをどのように美容業界が取り組んでいくか、美容師をはじめとする美容業界全体でテクノロジーに目を背けず、どう取り組むかを協議することを目的とする。
設立背景
美容業界では集客や人材、教育など多くの課題がある。加えてSNS時代の集客構造の変化、フリーランス化に代表される雇用形態の変化などさまざまな分野で急速な業態変革が進んでいるが、現在の市場や社会構造に対する課題解決が追いついていないケースも散見されている。
ミッション
美容業界が美の文化形成を追求できる“当たり前”で新しい世界になるために、同協会は時代背景に合わせた柔軟で革新的な協会の形を目指し、Web3.0時代により“人々を美で包まれた日常”に導く。日本の美容専門家やさまざまな業界の科学・技術・経済などに関わる有識者と企業を結集し、人々の「美とのつながり」を基にしたWeb3.0世界を創造し、後世に伝えていく。
運営方針
・美容業界のステークホルダーが運営主体となるWeb3.0時代の可能性を探究する。
・美容文化や美容市場において醸成されるWeb3.0世界を産官学民が一体となって創生するためのハブとなる。
団体人事
一般社団法人デジタルサロン協会は代表理事にArtificial Intelligence(AI)、特別顧問に伊藤庸一郎教授(大阪大学 大学院 人間科学研究科 特任教授)、上野宏史(前衆議院議員、元厚生労働大臣政務官)、監事に長田忠千代(元三菱UFJ銀行代表取締役専務)が就任。
<代表理事>
Artificial Intelligence(AI)
導いた答えに至るまでの経緯を説明できる特徴を持ち、人間と共存する「感情のAI」。人に寄り添う人間中心型AIで、テクノロジーを通して美容業界に貢献していく。
<特別顧問>
伊藤庸一郎(博士(工学)、大阪大学 大学院 人間科学研究科 特任教授)
日本福祉大学情報社会研究所准教授、大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻特任研究員、同セキュアデザイン共同研究講座特任教授、2016年より愛知産業大学造形学部デザイン学科常勤教授に就任し、2019年にはデジタルクローンを企画・制作・運用が出来るデザイナーを育成する環境として愛知産業大学造形学部内にスマートデザイン学科の全ての設計を行い設置をプロディース。2023年より大阪大学 大学院 人間科学 研究科 教育支援デジタルクローン共同研究講座 特任教授に就任。
<特別顧問>
上野宏史(前衆議院議員、元厚生労働大臣政務官)
前衆議院議員(2期)。元参議院議員(1期)。元経済産業省課長補佐。東京大学経済学部卒、ハーバード大学大学院卒。平成6年に通商産業省(現・経済産業省)入省。17年間にわたり、経済政策・中小企業対策・商店街振興等の政策立案などを担当。平成22年に国会議員に初当選。これまで、厚生労働大臣政務官、衆議院厚生労働委員会理事、自由民主党副幹事長・国土交通副部会長、国土交通省国土審議会委員などを務める。
<監事>
長田忠千代(元三菱UFJ銀行 代表取締役専務)
早稲田大学政治経済学部卒。慶應ビジネススクール卒(MBA)。1980年三菱銀行入行後、三菱証券(現:三菱UFJMS証券)にて企業部長、公開引受部長を歴任。銀行帰任後、中小企業部長、法人部長を歴任。2006年株式会社三菱東京UFJ銀行執行役員、2010年株式会社三菱東京UFJ銀行常務執行役員、2012年株式会社三菱東京UFJ銀行代表取締役専務を経て退任。中小・ベンチャー業への経営支援をライフワークとする。
協会概要
<運営アドバイザー>
山本隆太郎(クオリーズ株式会社 代表取締役)
慶応義塾大学大学院健康マネジメント研究科を卒業。医療機関の運営からヘルスケアをコンセプトにした商品・サービス作りのコンサルテーション、 ヘルスケアを志向した企業への投資まで幅広く医療・ヘルスケア分野で事業を展開している。また医療・ヘルスケア事業を進める中で、企業の健全な成長を支えるエコシステムを構築すべく日本医療ベンチャー協会の設立に発起人として参加。以降様々な分野の業界団体設立に関与している。
<事務局長>
森越道大(株式会社SENJYU 代表取締役)
1989年4月13日生まれ。進学校から漁師を経て美容師へ。ハリウッド美容専門学校卒業後、GARDEN入社。2022年4月に株式会社SENJYUを設立。自店舗を持たず他社と協働し、全国の美容室で施術をする新しい形のプロフェショナルチームとしてSENJYUを全国に創業半年で12ヵ所展開し現在も急拡大中。また、クローンAIを大学と3年間の共同研究の末に、カリスマ美容師のクローンを多数集めた『デジタルサロン協会』を立ち上げるプロジェクトもスタート。美容業界の本質を最新のテクノロジーで後世に伝える。
目的
1)美容業界の「集客」「人材」「教育」の構造改革をテクノロジーで推進し、美容業界に豊かさを生み出す。
2)美容業界の構造改革をモデルケースとして、他業界においても働き手が豊かになれる仕組みを提供。
3)上記1)2)を通して、美容とテクノロジーによって国を豊かにする。
活動内容
・美容業界ステークホルダー全ての窓口(DAO化)
将来の目標として、協会運営の仕組みを完全にDAO(Web3.0)化し、美容業界全てのステークホルダーによる民主的なガバナンス構造の構築を目指す。
・業界構造の改善
テクノロジー(AI、ブロックチェーン、DXなど)を活用し、業界構造の改善に向けて、美容師、有識者、企業を結集。利益追求型ではない、業界還元型プロジェクトの活動支援を行う。
・定期勉強会
国内外のIT、NFT、Web3.0 に関わる有識者を招き、事例の勉強やディスカッションをする場として毎月1回程度の定例会を開催。また美容業界側との意見交流会の場も設置し、業界のリテラシー底上げに役立つ活動を行う。
これまでの実績
自宅でカリスマ美容師が寄り添うAIプロジェクト始動
2022年10月、プロトタイプとして発表したクローンAIは、ご自宅でのお手入れ方法や美容室に行くタイミングなどお客様が感じる疑問や不安を即座に解消し『寄り添い美容師AI』として登場。多数の事例を元に学習するAIとしてお客さまの美容をお手伝いする。
美容師と有識者との3年間の共同研究
美容師が有識者とタッグを組み、「寄り添い美容師AI」のデジタルクローンを共同製作。お客の要望、お客の現状、美容師の視点など様々な視点に基づいて美容師が実際に提案する内容をAIが行ってくれる。
『お客さまのなりたい姿』『お客さまの現状把握』『美容師の知識』などから必要な情報を選び、最適なアドバイスでお客の悩みを解決する。
髪の状態は履歴が複雑でダメージレベルも様々であり、細かく分けると300程の種類に分けられる。
有識者との共同製作2年間に加えて、独自でのデータ取りも1年以上かけて共同製作に至った。
サロンにカメラを設置してカウンセリングから動画に収めた上で美容師とAIプログラマーが編集し、更に改良を重ね、精度を上げてプロトタイプの完成まで辿り着いた。
テクノロジー革命に『名だたるカリスマ美容師』が賛同
デジタルサロン協会立ち上げ前から、既に600人近い美容師や、美容業界の賛同を頂き、今回発足に至っている。
賛同美容師の総フォロワー数だけで500万人超。目標としては数十万人の美容師の参加を想定している。
〈名称〉一般社団法人デジタルサロン協会
〈設立日〉2023年4月15日予定
〈問い合わせ〉support@digital-salon.com