資生堂プロフェッショナルが社長交代 グローバル再成長に向けロラン・マルタン氏を起用

資生堂プロフェッショナルは3月31日付で、代表取締役社長にロラン・マルタン氏が就任したことを発表した。マルタン氏は2024年より「ヘンケル コンシューマーブランド」の日本代表を務めており、今回の就任により両社の代表職を兼任する。

マルタン氏は、ピエール ファーブル ジャポンでの要職や、日本ロレアルで副社長を歴任するなど、国内外のビューティビジネスに精通。2024年4月には「ヘンケル コンシューマーブランド」の日本事業代表に就任し、マルチブランド戦略や市場統合を主導してきた。

資生堂プロフェッショナルは、『サブリミック(SUBLIMIC)』『プリミエンス(PRIMIENCE)』などを展開し、プロフェッショナル市場に特化したブランドとして日本およびアジアを中心に高い認知を持つ。今回の就任は、アジア太平洋地域におけるブランド事業が2022年にヘンケル社へ譲渡された流れを受けたもの。

マルタン氏は今後、資生堂プロフェッショナルのアジア圏でのプレゼンス拡大とブランド価値のさらなる向上を目指す。