ミツイ制作発表 2025年は「タンデムバリュー」で市場価値共創

ミツイコーポレーション株式会社は2月18日、セルリアンタワー東急ホテル(東京・渋谷)で2025年度方針発表会「ミツイクラブセミナー2025」を開催した。同フォーラムは2月3日に静岡、2月10日に名古屋でも基調講演ゲストを変えて実施。

まず、はじめに今年1月21日に起きた同社のサーバー不正アクセスについて、三井会長よりお詫びがあった。外部専門家を含む対策チームを設置し、被害サーバーの停止、ネットワークの遮断を行い、不正アクセスの原因調査、復旧作業を進めているという。

制作発表を行なった三井雄司会長。

続いて三井会長より、2025年のテーマ「Tandem Value(タンデム バリュー)〜市場価値共創〜」が発表された。

2025年のキーワードとして、「時間」「価値ある手間」「貯蓄後の消費」の3つを挙げ、短い時間の中で体感価値を高める提案があった。特に「時間」と「価値ある手間」がポイントで、お客さまにとって価値あるヒト・モノ・コトを徹底的に追求することが2025年のスタンダードになってくるという。


時間と体感価値向上のために、同社が提案するコンテンツや商品も発表。

・「PI TOUCH(ピタッチ)」…今夏リリース予定のコミュニケーション型ECシステム。ミツイコーポレーションのオリジナルのEC。

・「tonari(トナリ)」…次世代型オンラインコミュニケーション設備。オンラインとリアルの中間のコミュニケーション構築が可能。

・「#totta(トッタ)」…イマジネーションとクリエイションを探求していくオンラインフォトコンテスト。

他にもメディア型EC「BEAUTY SCANDAL(ビューティースキャンダル)」、AIでデザインからアパレルグッズ生産ができる無在庫EC「AiCo」、店外フォローが可能になる「アバター美容師」など、新たな市場価値を創造する。

基調講演の壇上に立ったのは、マインドセット株式会社 代表取締役 コンサルタント/エグゼクティブコーチの李 英俊氏。「ロイヤリティではなくエンゲージメントの時代」と題し、ロイヤリティ以上にエンゲージメントを上げることの必要性が説かれた。

懇親パーティでサーバー不正アクセスについてお詫びした宮崎俊哉社長。

続く懇親パーティでも、冒頭に宮崎俊哉社長からサーバー不正アクセスに伴い生じた受注・物流管理・出荷管理システム障害の報告とお詫びがあった。同社会長・社長・社員一同が並び頭を下げたシーンに、来場者からは同社の誠実さを感じたという声も。

3月からは通常運転となり、4月中旬には過去のデータも含め完全復旧の目処がついている。