ファイバープレックスが処理剤をリニューアル クレアチン配合でダメージ対応を強化
ヘンケルジャパンの「ファイバープレックス(FIBREPLEX)」シリーズが3月12日に処理剤『No.0 ボンドプライマー』と『No.2 ボンド フィクサー』をリニューアルする。パッケージ変更に加え、No.2の処方に新成分を加えるなど内容面でも強化を図る。

No.0は、CMCタイプとPPTタイプの2種類をそろえ、髪質や施術内容に応じて選択できる。塩基性アミノ酸やコラーゲンPPTを配合し、ダメージ補修と保湿効果を高めながら薬剤の均一な浸透を助ける。髪内部の保湿と補修を同時に行い、施術時の負担軽減に貢献する。
No.2は、新たにクレアチンを配合。毛髪内部の膨潤を抑えながら補修効果を強化し、ハイダメージ毛にも対応する。クレアチンは毛髪の内部まで浸透し、弾力やなめらかさを向上させる一方、湿気による広がりも抑える。さらに、ヒートアクティブプロテインがドライヤーやヘアアイロンの熱に反応し、髪を保護しながら補修する。これにより施術後の髪をなめらかで指通りの良い状態へ導く。

また、両製品とも従来のボトルからパウチへパッケージを変更し、プラスチックごみを削減することで環境負荷を軽減。リニューアル後もサロンワークにおける利便性を維持しながら、持続可能性を考慮した製品設計を実現している。
ファイバープレックスはブリーチやカラー施術の前後にNo.0とNo.2を使用することで、髪へのダメージを軽減しながら高い色の再現性を提供する。さらに髪内部の強度を向上させ、次回施術への準備も整える。今回のリニューアルではサロンワークの効率化と顧客満足度の向上を目指し、環境への配慮と技術革新を両立させた。