タカラベルモントが「コシノジュンコ」と再タッグ 万博ユニフォームデザインを発表

タカラベルモントは大阪・関西万博の「大阪ヘルスケアパビリオン」に出展し、スタッフユニフォームのデザインをデザイナー「コシノジュンコ」氏に依頼した。コシノ氏がタカラベルモントの万博ユニフォームを手がけるのは1970年の大阪万博以来、55年ぶり2回目となる。同じ企業との再タッグは今回が唯一で、時代を超えたコラボレーションとして注目を集める。

1970年の万博では「美しく生きる喜び」をテーマに掲げ、働く女性の新しい姿を象徴するスタイルとしてパンツルックのユニフォームを打ち出した。今回の万博では「美の固定概念に問いを立て、多面的な視点で真の美を見つめなおす」をテーマに掲げ、賛同したコシノ氏が再びデザインを手がけた。未来社会における美容と健康のあり方を提案しながら、ユニフォームを通じて「真の美しさ」に問いかける姿勢を打ち出す。

コシノ氏は「美しいものは理屈ではありません。55年ぶりにタカラベルモントとタッグを組めたことに喜びを感じます。人がイキイキと動く姿は命の輝きそのもの。一目で美しいと感じるデザインを期待してください」と語った。

創業100周年を迎えた同社は「大阪ヘルスケアパビリオン」で「いのち」と「健康」を軸にした未来社会を提案し、ユニフォームと展示を通じて来場者とともに「真の美しさ」を考える場を作る。