JHA2024、栄冠はTONI&GUY JAPANの雑賀英敏さんに

11月11日、「JHA(ジャパン ヘアドレッシング アワーズ)」の第35回授賞式がセルリアンタワー東急ホテルで行われた。JHAは1990年に日本で発足し、推薦や公募作品を対象に1年間を通じて最高の才能を称える業界最高峰のアワードだ。

“ジャパン ヘアドレッサー オブ ザ イヤー”グランプリには、『TONI&GUY JAPAN』の雑賀英敏さんが受賞。「父の夢をやっと果たせたと思います。スタッフや家族に感謝です。十数年挑戦を続けて、この貴重な賞を手にできたことが本当に嬉しいです」と語り、会場を熱い感動で包んだ。

Contents

オフィシャルアワーズ

共催美容専門誌の編集長により推薦されたヘアデザイナーの作品を対象とするオフィシャルアワーズ。大賞である“ジャパン ヘアドレッサー オブ ザ イヤー”と、新人賞の“ニューカマー オブ ザ イヤー”の2部門がある。

ジャパン ヘアドレッサー オブ ザ イヤー

登録総数59名より厳選され、15名が最終ノミネート。表彰式直前に、決選投票で受賞者が決まった。

グランプリ:雑賀英敏(TONI&GUY JAPAN)
準グランプリ:乗竹悟史(RIDE HAIR)

ロンドン審査員賞

第35回を記念して、JHA発足当初の「ロンドン審査員賞」が今回限定で復活した。審査は「BHA(ブリティッシュ ヘアドレッシング アワーズ)」の審査員が行い、最優秀賞と優秀賞が選出された。

最優秀賞:別所 裕司(μ)
優秀賞:Daigo(Anfang)

ニューカマー オブ ザ イヤー

最も将来性の高い新人を選出する新人賞“ニューカマー オブ ザ イヤー”。87名のエントリーの中から12名がファイナリストに選ばれ、最優秀新人賞と優秀新人賞が選出された。今年は1人3点の作品エントリーとなった。

最優秀新人賞:維駒(KENOMIKA.)
優秀新人賞:坂下裕次郎(Mbs labo)

アプリケーションアワーズ

アプリケーションアワードは、指定期間中に制作・撮影され、規定通りに事務局へ到着した作品を対象とする賞だ。「ライジングスター オブ ザ イヤー」、地域ごとの「エリアスタイリスト オブ ザ イヤー」、そして「サロンチーム オブ ザ イヤー」の3つの部門がある。

ライジングスター オブ ザ イヤー

アプリケーションアワーズで最高の作品を選ぶ“ライジングスター オブ ザ イヤー”。“エリアスタイリスト オブ ザ イヤー”のファイナリスト全体から最優秀賞と優秀賞が選出される。

最優秀賞:石野秀美(hair make salon Ui)
優秀賞:佐藤哲也(Regalo)

エリアスタイリスト オブ ザ イヤー

全国7エリアから、647名の作品応募があり、昨年より多い合計77名がファイナリストに選ばれた。エリアごとに最優秀賞と優秀賞が選出された。

九州・沖縄エリア

最優秀賞:山門美紗希(pluss)
優秀賞:幸下 眞 (UNICO)

中国・四国エリア

最優秀賞:西山文人(Hair&Make BARBiCAN)
優秀賞:大野紘一(niko hair)

近畿エリア

最優秀賞:藤木豊和(Befine)
優秀賞:森山保奈美(Oto)

中部エリア

最優秀賞:阿野田 亮介(rapt.)
優秀賞:久保山 匡史(cyan)

関東エリア

最優秀賞:森 琢(M.SLASH)
優秀賞:宇野陽輔(Sourire)

東京エリア

最優秀賞:成田堅太郎(N)
優秀賞:山野俊貴(Lond)

北海道・東北エリア

最優秀賞:下山浩二(DRAW&CO.)
優秀賞:鈴木 大(guri)

サロンチーム オブ ザ イヤー

同じサロンから2名以上5名までのチームで作品を制作する部門には、全国から67チームが応募。ファイナリストにノミネートされたのは10チーム。

サロンチーム オブザイヤー サロンチーム賞:米澤香央里・堀江昌樹(Hank.)