北陸最大級のフォトコン「HKHA2024」で魅せた女性像を描く力
美容ディーラー、彦田が主催する北陸ヘアドレッシングアワーズ(HKHA)が10月30日、オンラインで開催され注目のグランプリが発表された。同コンテストは北陸最大のフォトコンテストとして全国各地から作品が集まり、毎年高いクオリティの競演が繰り広げられる。
結果は、cedar(シダー)の亀岡夏未さんが栄えあるグランプリに輝き、賞金10万円を獲得。準グランプリはhair&make BARBiCAN(ヘアー&メイク バービカン)の西山文人さんが受賞し、賞金5万円を手にした。審査員を務めた奈良裕也(SHIMA)、西村晃一(Nicole.)、山下浩二(Double)、山田千恵(DaB)の4人からはそれぞれ審査員賞が贈られた。
また、一般投票により選出される「People’s Choice Award」には、hairsalon de Forever Lux(ヘアーサロンデフォーエバールークス)の齋藤勇磨さんが選ばれ、公式インスタグラム上で最も多くの「いいね!」を獲得。SNSでの支持も厚く、話題を集めた。
今年もテーマは自由だが、そのなかでも特に際立っていたのはどんな女性像でヘアを表現したいのか、そのビジョンがクリアな作品たちだ。
近年フォトクリエーションの活性化に伴い見せ方にこだわりが表れ、ある種フォーマット化した作品も見られるようになってきた。その一方で、新たな挑戦を感じさせる作品への期待も高まっている。スタイルを構築する中で、表現したい女性像を柱に据え、明確にビジョンを伝える力が今回の受賞作に選ばれた理由だろう。
審査員賞とジャーナル賞の受賞作は以下のとおり