“勝てない”と言われていた技能五輪で快挙!美容部門で初の金メダル

9月にフランス・リヨンで開催された第47回技能五輪国際大会(WorldSkills Lyon 2024)において、日本の美容部門が歴史的な快挙を達成した。グラムール美容専門学校出身の濱吉優希選手が、美容職種(Hairdressing)で日本人初の金メダルを獲得し、これまで「日本は勝てない」と言われていた日本の美容分野に輝かしい一歩を刻んだ。

技能五輪は、世界中の若手技能者が技術力を競う国際大会で、理美容職種において日本は過去に何度も挑戦を続けてきた。しかし、日本の教育システムや国内予選と国際大会での競技ルールの違いなど、数々の課題に直面しており、特に美容部門でのメダル獲得は困難とされてきた​

リヨン大会では濱吉選手が美容部門での技術を極め、厳しい競技を乗り越えての勝利。日本の理美容業界における国内外の評価向上に大きく寄与する結果となった。また、今回の金メダルは国内外で大きな注目を集め、今後の技能五輪に向けた国内大会のあり方や育成システムにも一石を投じることとなりそうだ.

この快挙により、日本の技能五輪に対する取り組みが再び見直される契機となり、2028年の日本開催に向けた機運が高まっている​。