山野美専73期生 巣立ちの日

学校法人山野学苑 山野美容専門学校(山野愛子ジェーン理事長校長)は3月10日、専門課程73期生の卒業式を同校地下3階の大ホールで行った。

今回の卒業式では、冒頭の国歌斉唱・校歌斉唱を終えた時点で「これ以降のマスクの着用は任意で(厚労省の最新ガイドライン)」とアナウンスがあり、朝から緊張気味だった生徒や保護者の表情が和らいだ。

山野校長は日本語と英語を交えた訓辞で「コロナ禍の真っ只中に入学し、在学中に山野正義総長が死去(2021年10月16日没)するという二重苦を経験した73期生には、これからの人生に起こるであろう様々な困難を乗り越える力が備わっているはず」と激励。「Always Be Happy(いつも楽しく)、Be kind(人には優しく)」と、これから社会へ巣立つ若き美容師たちに美容人・教育者としての思いを語った。

来賓の代表として元内閣総理大臣の鳩山由紀夫氏が祝辞を述べ、小池百合子東京都知事はじめこの日のために寄せられた多くの祝電が披露された。

閉式直前の「仰げば尊し」斉唱時には再度マスクの着用が促され、12クラスの生徒たちが各担任に向けたメッセージ動画が投影された後、壇上の校長・教員・来賓が立ち上がって見送る中、満面の笑顔の生徒たちは各クラスごとに会場を後にした。

学校法人山野学苑 山野美容専門学校