最高年齢98歳のファッションショー 介護美容研究所がヘアメイクを担当

ミライプロジェクトが運営する、高齢者向け美容サービスを専門とした人材を育成する「介護美容研究所」は7月6日、大英産業主催の「かぞくのかたちファッションショー」のヘアメイクを担当する。

モデルは施設に入居している82歳~98歳の男女。若年のモデルとは違い、高齢者モデルのヘアメイク施術は移動介助や認知機能に配慮したコミュニケーションなど専門知識・技術が必要だ。

高齢者専用の美容技術を提供する「ケアビューティスト」がその役割を担う。

かぞくのかたちファッションショー

「かぞくの相談室」の新たなプロジェクトで、施設に入居している高齢者がモデルとなり、その家族を観客として招くイベント。

ショーを通じて家族とのポジティブな会話を目指し、家族のつながり、助け合い、暖かな会話が共有できる。

高齢者向け「介護美容」

介護美容を習得した「ケアビューティスト」は、施設スタッフや家族の介助なしで施術を行うことができ、日常動作が困難な人にも安心して施術できる。

「訪問美容」と「介護美容」は高齢者の皮膚の知識や介護に対する知識、技術という点に大きな違いがある。