ダイソンが美容師限定のプロモデルドライヤーを発表

ダイソンが2月8日、ニューヨーク ファッションウィークのバックステージでヘアドライヤーのプロモデル「Dyson Supersonic rTMヘアドライヤー プロモデル」を発表した。

ユニークな形状のプロモデルでは、30%小型化、20%軽量化(325g)され操作性が向上。ダイソンで最も軽く、小さいドライヤーとなる。

ヒーターテクノロジー、モーター性能を進化させ、各アタッチメントに RFID(Radio Frequency Identification)を搭載。ドライヤーのセンサーが取り付けられたアタッチメントを瞬時に認識し、最適な風速と風温に自動的に調節する。好みに合わせた設定変更も可能とのこと。

日本での発売時期は未定。

ダイソン独自の新しいヒーターテクノロジー

流線形のヒーターで均一に加熱

従来のヒーターは、電子機器によく使われるマイカ(雲母)ボードにオープンワイヤー を巻きつけているため、気流にホットスポットとコールドスポットが発生していた。

ダイソン独自の流線形のヒーター技術は、ヘアドライヤーでは初となるダイソンのカーブヒーターで、左右対称のホ イルが吊り下げられた軌道を形成している。この曲面ヒーターは、風量と性能への影響を最小限に抑えながら、気流に最大限触れることで効率性を発揮する。

このユニークなカーブを通る高圧空気は、ホットスポットを発生させることなく気流をより均一に加熱できるため、アタッチメントを使用時も温度が均一になり、過度な熱ダメージを与えずに髪をすばやく乾かすことができるようになる。

他のヘアケア製品同様、プロモデルにもインテリジェント・ヒートコントロールが搭載されている。1 秒間に最大30回、風の温度を測定し熱によるダメージを防ぐ。

最適化された RFID アタッチメント

プロモデルは、各アタッチメントに内蔵された RFID(Radio Frequency Identification)センサーがヘアドライヤーと通信し、モーターとヒーターを最適な風量と温度に自動調整する。この機能により、あらゆる髪質やスタイルに合わせて直感的にツールを調整することができる。

例えば、 ディフューザーは弱風・低温に設定され、カールパターンを乱すことなくちぢれを抑え、カールを強調する。 一方、速乾ツールでは、コントロールされたエアフローを維持しながら、最大パワーの熱とフローで乾かす時間を最小限に抑える。

アタッチメントには、以前に使用した設定を記憶する機能もあり、調整に必要な時間を短縮できる。また、好みに応じて、髪質やニーズに合わせて設定をカスタマイズできる。3 段階の正確な風速設定と、冷風/コールドショットを含む 4 つの風温設定を備える。

秋冬シーズンのニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリのファッションウィークでは、一流のセッションスタイリストが Dyson Supersonic rTMヘアドライヤー プロモデルを使用してヘアスタイリングを行う。