福岡県で「一に人格 二に技術」を基に美容とファッションのプロを育てる、大村美容ファッション専門学校(大村陽之介理事長)は11月3日、実習施設O.desings(福岡県・福岡市)にて、チャリティ美容イベント「OMULA WORLD VISION」を開催した。
本イベントは、東京や福岡で活躍する卒業生と学生がタッグを組み、カットやヘアカラー・トリートメントなどの技術を1メニュー1,000円という低価格で提供。
売上金はすべて県内の豪雨災害地へ寄付するというチャリティーイベントだ。
地元の専門学校として地域貢献できることを考え、学生たちの「夏の豪雨災害でいまだ困ってい人の助けになりたい」という想いから開催された。
学生はアシスタントとして技術を提供し、メイン技術者としては、この考えに賛同した17名の卒業生が集まった。
卒業生は、東京や福岡でオーナーとして活躍するプロ美容師ばかり。福岡のみならず、東京の美容師も参加したことで、地元の方にとってもトレンドの最先端を体感できる貴重な機会となった。
また、学生にとっては実際に活躍するプロから技術を学び成長する大きなチャンス。学生の成長と地域のホスピタリティが一堂に交わる「OMULA WORLD VISION」で、より多くの笑顔の輪が広がったことだろう。
誰でも参加可能な本イベントには老若男女146名が足を運び、大盛況を成した。
生徒にとって参加者との交流だけでなく、東京や福岡で活躍する美容師の技術を間近に感じることができた「OMULA WORLD VISION」。このイベントは、次年度は日程を増やしての開催を計画中。
人の輪や学生の成長を大切にする大村美容ファッション専門学校の、今後のイベントや活動に注目したい。