AI TOKYO「共創するホールディングス化」に意欲

ヘアサロン「アイトーキョー(AI TOKYO)」を運営する株式会社P.B(鎌形 諒社長)は、設立4期目を迎えた11月2日、経営計画発表会をTKPガーデンシティ渋谷(東京・渋谷区)で開催し、今期テーマ「機会を待つな、作り出せ」を発表した。



同発表会には、店舗スタッフや入社が決定した新卒学生らが参加。
各事業の担当者が今年の業績・来季戦略と方針を発表し、鎌形社長が改めて組織体制やビジョンを語り、P.Bの振り返りと未来に向け「ブランドシェアとホールディングス化」をさらなる目標として掲げた。

サロン事業に関して、経営目標を達成したことを報告。ステークホルダーやともにサロンワークに励む仲間に感謝を述べた。
また、レディース向けに展開するブランド「AIme(アイミー)」に関し、目標設定額を達成したことを受けブランド名からサロン名につなげ、地方への事業拡大にも意欲。
これに通じ、新規事業として直近11月にアパレル事業を開始することを明かした。

ビジョンを語る鎌形社長



会社のビジョンを振り返る中で、鎌形社長は、売り上げ数字によって独立が容易に可能になっているという業界の問題点を指摘。経営の困難さを述べたうえで、スタッフの自己実現のために、会社が経営面をサポートする仕組みである「ブランドシェア」の実現に意欲を見せた。
加えて、会社の「ホールディングス化」に言及。「シェアサロンが、チェーン店としてではなく一つのブランドサロンであり、同じ立ち位置で会社全体を盛り上げたい」と語った。

同発表会は、鎌形社長の「実現させましょう」という力強い言葉で幕を閉じた。



「2027年までに、日本で最もステークホルダーの幸福度が高い企業になる」というミッションを掲げる、株式会社P.B。その巧みな戦略や熱量がもたらす、著しい成長から目が離せない。