ダンクスヘアショーに800人来場 若手の創造力がステージを揺らす

ユナイテッド・ダンクス・インターナショナルは5月20日、Zepp新宿にてヘアショー「RISING DANKS NEW GENERATION NEXT STAGE 2025」を開催した。
昨年から引き続き、出演者を20代の美容師に限定。次世代へスポットをあてたヘアショーで、会場は800人を超える来場者で溢れた。出演は「ケンジ(KENJE)」「オノデラ(ONODERA)」「バサ(BASSA)」「クラップス(CLAPS)」「アッシュ(Ash)」の計5サロン。
オープニングはドラムの生演奏で、「何者にもなれる」という若い世代へ向けたメッセージが背景に映しだされ、会場には一体感が生まれた。各サロンの代表者5名によるコラボレーションステージでは、一夜限りの演出に客席から歓声が飛び交った。
コラボレーションステージ
出演サロンから代表者5名が選出され、1人1モデルを仕上げた。白の衣装で統一感を出しながら、各サロンの色が出たステージとなった。
ケンジ
ラッパーによる生歌にあわせ、カットを切り進めていく。ライブ感ある演出で来場者を魅了した。
オノデラ
「神様」をテーマとし、モデルがコンテンポラリーなダンスを披露。会場を幻想的な世界感で包み込んだ。
クラップス
モデルはチュール素材に身を包み、大ぶりのヘッドピースを着用。羽などの装飾を加えていき、繊細で手速い技術に拍手が沸き起こった。
バサ
ロックな音楽とともに、ガールズバンド4人組に扮したモデルが登場。ビビッドなヘアカラーの髪を大胆に切り込むシーンを、小型のドローンで背景の映像に投影した。
アッシュ
独創性が際立つヘッドピースを着用したモデル2名が登場。デザインカラーが施された4人のモデルは、毛先を遊ばせて攻めた印象に。
20代の若手美容師たちが存分に才能を発揮するヘアショーは、美容学生を中心に強いインパクトを与えた。終了後の会場は、美容業界の次世代の担い手に可能性を感じさせるエネルギーに満ちていた。