サロン成長を支えた10年を振り返る「イルミナカラーサミット2025」

ウエラジャパンは5月13日、招待制イベント「イルミナカラーサミット2025」を大手町三井ホールで開催。サロン経営者や幹部約400名が来場した。今年で発売から10年の節目を迎える「イルミナカラー(ILLUMINA COLOR)」。長く使い続けることで、サロンが成長し続ける。そんなイルミナカラーだから実現できた10年間の軌跡と、これからのビジネスの核となる提案が行われた。

小室達明社長

冒頭、小室達明社長は、ウエラプロミス“インスパイアスタイリスト、 インスパイアビジネス”を通じて、スタイリストがワクワクするような未来を創造し、ビジネスをサポートし続けると語った。

続いて登壇した名倉 愛副代表は、「より自然体で自分らしく、心身ともに健康な“リアルな自分美”の実現がトレンド」だと語った。節約意識があるなかでも、自分のテンションが上がるときにはお金を惜しまない。そのような時代だからこそ、イルミナカラーを通じて、長期的で安定したサロンビジネスに貢献したいという。

続いて、イルミナカラーの展開に成功した2つのサロンより、ビジネスの核となっている取り組みが紹介された。

「ティエラ(Tierra)」スガシュンスケ店長/ディレクターは、お客にイルミナカラーを次回以降も続けていくメリットを伝え、継続的な提案で客単価が大きく上がったと語った。また、イルミナカラーの導入と同時にSNSの打ち出しを一変し、「ブリーチなし透明感カラー」に特化。唯一無二のブランディングを成功させた。

Tierra スガシュンスケ店長/ディレクター

「ニューヨークニューヨーク(NYNY)」俵 洋平本部営業本部長は、イルミナカラーを通して必要な技術を学び、教育し、実践し続けているという。年に一度全店で大会を開催し売り上げを競い合うなど、サロン全体での取り組みに力を入れている。時代ごとのニーズに対して常に的確なアップデートをしているイルミナカラーが、サロンの成功を大きく支えていると語った。

NYNY 俵 洋平本部営業本部長

続いて、女性からの絶大な支持を得るスタイリスト3名によるスペシャルトークセッションが行われ、「ウカ(uka)」保科真紀チーフクリエイティブマネージャー、「ピーク ア ブー(PEEK-A-BOO)」伊藤雨潔アートディレクター、「スクリーン ギンザ メゾン(SCREEN GINZA MAISON)」橋本佳奈店長が登壇した。

3名とも“白髪”という言葉は使わないと口をそろえた。“白いもの”や“キラキラしたもの”と表現しているという。

女性客のライフスタイルの変化について、橋本店長は「白髪があるからこそ、今までより明るいカラー、透明感のあるカラーなどの“狭間の提案”ができる」と話す。「白髪染めを使わないイルミナカラーならではの色の提案で、大人女性に寄り添うことができる」と伊藤アートディレクター。保科チーフクリエイティブマネージャーは、「結婚や出産などのライフステージごとに、来店頻度や予算は変わっていくもの。だからこそ、お客さまに合わせてスタンスや提案を変化させていく」と語った。イルミナカラーを通してお客と長く良い関係を築く三者三様の活躍が、長期的なサロンビジネスの核になっているといえる。

2015年の発売から10年経ってもなお、色褪せずに進化するイルミナカラー。今後もビジネス成長のパートナーとして、力強くサロンを支え続ける。