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90’s~00’sの、ミラノとロンドンのサロンインテリアがミクスチャーでかわいい♡♡当時の写真でプレイバック!

ここ1、2年は、90年代〜00年代のリバイバルがもはやベーシック化してきましたよね。北欧デザインが注目されだしたのもこの頃で、90年代にデンマークのHAYが登場、IKEAが00年代に日本上陸。強い色合いのインテリアが注目されるようになります。IKEAのような廉価なデザイン家具は世界の一般家庭におけるインテリア意識を変えました。ちょうどこの時期が、欧米なら花柄のソファーやカーペット、日本なら畳に座布団・木目調の家電といったような「実家っぽいもの」と一般家庭でのインテリアコーディネートの交錯期であったと言えるでしょう。

そんなミクスチャーな季節のなか、IKEAが日本に進出した2006年の月刊BOBで取り上げた、ミラノとロンドンの美容室は細かく見ていくとインテリアが新鮮!アットホームさとデザイン性のミックス具合はまさに時代の空気を反映。スタイリストさんのお話もなんだかとってもイイ調子なんです♡

そこで今回は、サロンの写真に注目してご紹介します。

バラバラな個性が集まってできる、友達の実家みたいな落ち着き。イタリア・ミラノのサロン激戦区「beauty style」

ブルーとゴールドの翼に囲われた姿見サイズの鏡、アニマル柄にべっ甲カラーのチェア……もうこの2つだけでイタリアって感じですね。

中央駅からロレート駅に向かう一本道。ミラノの中で、おそらく一番外国人が行き交う通りの1つ。この通りは庶民的美容室の激戦区でもあります。そんな激戦区にあるbeauty styleにはアシスタントがおらず、もともとオーナー経験もある個性的なスタイリストが3人集まってつくったサロンです。

内装も、少しずつ少しずつ集めたような、こだわりの集合体。彼らには、「立ち止まっていたくない。常に前進していたい」という意志があり、それを内装で表しているのだそう。

「内装全部を突然変えたりはできないけど、椅子を変えたり、鏡を変えたり、常に内装に変化をもたらしているのは自分たちが前進していることを見てもらいたいから。今日こうしていたからと言って明日違って何が悪い、いつも前に進んでいるのだからそれは当たり前」と楽しそうに話してくれました。

強烈にブルーのシャンプー台。そして、レッド、グリーン、ゴールド、ターコイズ…赤いチェアにはちょっと民俗っぽさのある大胆なリーフ柄が描かれたアクリル。それぞれ強く主張するからこそまとまりがある、選ぶ人があらわれたコーディネートです。

beauty styleがオープンしたのは20年前。

同じサロンで働いていた仲良し3人が、さまざまな道を経てオープンしました。修業時代、同じ店で働いていた3人は、ある時期にそれぞれ別の店へと移る。その後、3人がおのおの個人でサロンを開くこととなり、それと同時にそれぞれが、とあるフランチャイズ店の別々の部門で指導を始めた。偶然の積み重なりの中、得意分野でそれぞれが力を発揮し出した時、「なぜ3人で店をやらないんだ!」という話に。おさまるべきところにおさまったような、運命的だけれど当たり前のような、なんだかとってもいい話。

それぞれに店を経営していた3人が一緒ということは、意見のぶつかり合いはないのだろうかと心配で聞いてみると「もちろん自分たちの間で、誰がカットしたのかというのは一目瞭然だけど、店から一歩出たらbeauty styleでカットしたというのがすぐにわかるはず!」と自信を持ってトニーは答えます。

3人それぞれが独自のカラーを持ちつつも、beauty styleというお店としての揺るぎないカラーがある。インテリアにそのまま現れているかのようですね。

鏡の足がなんとも可愛い…!カラー剤の箱までイイ感じに見えてきますね。異文化の個性と、それでいて落ち着けるまとまり。友達の実家みたいな楽しさを感じます。

イギリス・ロンドンのエクステ発信源はヴィンテージポップ・スチームパンク「Antenna」

スチームパンク的なテイストも感じるユニークなセット面。ヴィンテージウッドの色合いが強い店内は山小屋のような温もりも感じます。が、反対の壁面はピンクにゴールド!絶妙な天井の低さも含めて、なんてかわいいサロンなんでしょう。この落ち着いたヴィンテージな雰囲気の中で見る色とりどりのモノファイバーエクステがまた一際特別なものに見えます。

こちらのアンテナをつくったサイモン・フォルベスは、いち早くエクステを発想した人物。今でも変わらずエクステンションのプロフェッショナルとして各界から注目され、毎日男女問わずたくさんの人々が訪れているサロンです。

「ヘアドレッシングはいつも変わり続けている。カラーヘアや、ハードなラインのカットをはじめとするファンキーなスタイルが一世を風靡する時期もあれば、ナチュラルなスタイルが流行する時期もある。そんな中で、エクステンションはどの時代でも通用する技術なんだ。ヘアスタイルを自由自在に操ることができるからね。エクステンションの技術を身に付ければ、さまざまな世界で活躍の可能性が広がっていくんだ」と話すジュリアン・グヨネは、リヨンからやってきてアンテナのスタイリストになり、映画のヘアメイクでも活躍しています。

アンテナのエクステンションは人毛を使いません。彼らが使うモノファイバーと呼ばれる化学繊維は、人毛より重量が3倍も軽いため、生えている髪を引っ張らずにすむから髪にダメージを与えませんし、枝毛や縮れ毛の原因になることもなく、カラーがあせることもなく、その上、接着剤を使わずに巻き付けることができるため、エクステンションを外す時にブリーチ剤を使わないで済むのです。

「エクステンションは、違う色のモノファイバーを混ぜることでどんな色も作りだすことができるんだ。スタイルの長さを変えることはもちろん、カラーリング目的にも利用できる」  サイモンが生み出した技術を受け継いでいるだけだと、笑顔で話すジュリアン。しかし、素晴しい役者やオペラシンガー達がこぞって訪れているのは、彼のアーティスティックなセンスが素晴らしいからに他ならないはず。 「その人にとって、より自然であるようなスタイルを完成させることがエクステンションのルールだ。人それぞれが持つ個性を引き出すようにね」

本当に手に負えない悪ガキだったんだ、と自分の過去を話すジュリアン。なんだか身の上話をしたくなるようなサロンなのは確かです。

両親から修理工になるか塗装屋になるかして真面目になれと言われた頃に、美容師という職業と出会ったそう。反対すると思っていた父親は「もうがっかりさせるなよ」という一言で応援してくれました。リヨンで美容師としての経験を積み、20歳になると新しい世界を求めてロンドンへ。

 

上の写真の奥の茶色い建物がAntennaの外観。外もイメージ通り、シャンプー台もしっかりヴィンテージテイスト。映画のキャラクターメイクと同様に隅々までコーディネートが行き届いたこのサロンでは、16人のさまざまな人種のスタッフ達が働いています。

サロン内は、まるでロンドンの縮図のよう。 「一緒に働く仲間たちから、それぞれの国の文化を学び、そこから自分のスタイルを生み出す利口さがあれば、これほど完璧な場所はないのだ」と話すジュリアン。

「信じられるかい? 北極点にほど近いところからエスキモーの女の子がここで働きたいとやってきたことがあったんだよ。たくさんの文化と人種の混じり合い。それがロンドンの美しさだよ」

とくだ

AUTHOR /とくだ

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