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ワクチン接種が本格的に始まったNY、現在の働き方&街の様子

 

今回から3カ月間にわたり、ブログを書かせていただくことになった穂高律子です。ニューヨークで美容師として、ヘアやメイクとしても活動しています。

 

コロナになって、日本の美容師の皆さんも自分の仕事の仕方や時間の使い方、学びたいこと、自分の理想のライフスタイルなど、様々なことを頭の中で考えたのではないか? と思います。私自身も自分の人生における生き方みたいなことをすごく考え直す機会になりました。

私は今アメリカにいて、日本とは違う働き方、考え方を知り新しい発見を毎日重ねています。それを今後どのように発信したり、発散するか、未来のことを頭の中に思い描きながら日々美容師として頑張っています。そんな私のアメリカでの日常から感じる発見や情報を、まずここからみなさんとシェアしていけたらいいなと思っています。

 

NY在住5年目、私が渡米した理由

まず、私は2016年にアーティストビザを日本から取得し、アメリカに渡米してきました。
「なぜアメリカに行ったのか?」とよく質問されるのですが、日本でやりたかったこと、目標としていたこと(スタイリストとしてたくさんのお客さまに出会う、美容師として多くの撮影、特に雑誌の表紙をとる、自分のセミナーをやる!などなど)をほとんどやらせていただくことができ、次に自分がステップアップしたいことってなんだろう? と考えたからです。

①英語が話せる美容師になりたい
②カラーのスキルをもっとあげたい
③海外の薬剤やスタイリング剤を使いこなせる人になりたい
④世界中の人を魅了する美容師になりたい
⑤ショーなどのバックステージに入ったり、かっこいい撮影がしたい、勉強したい

つまりもっともっとimprove(向上)したく、昔から憧れを持っていたニューヨークに渡米することを決意したのでした。そしてこちらに来てから早4年が経ち、今5年目を過ごしております。

 

NYでの仕事とコロナの状況、ワクチン接種

ニューヨークでは美容師をしながらも、ヘアスタイリスト(たまにメイクも)としても、ショーのバックステージに入ったり、ブランドなどのLookbookなどの撮影のヘアメイクなどもやっています。
アメリカは分業制なのでヘアをメインにやっていますが、コロナ以降は現場の人数を減らさなくてはいけなかったので、ヘアとメイクを両方やれるということで重宝され忙しい毎日を送らせていただいております。

今月でちょうど、2020年3月21日から始まったコロナによるロックダウンから早一年が経とうとしています。
ヘアサロンはロックダウン宣言の後3カ月間の休業を強いられ、去年の6月22日から営業を再開することができたのですが、州からの規制で今もなお50%のキャパシティをキープしながら人数制限をしつつ営業をしています。

レストランもずーっと店内での飲食が禁止されていたので、アウトドアスペースをどこのレストランも作り、そこで食べなくてはいけませんでした。-10℃という極寒の雪の日でも、道路の横に臨時で建てられたアウトドアの小屋のようなテーブルで友達とご飯を食べるというのが、ここ最近までのニューヨークのスタイルでした。寒すぎてホットティーが3秒で冷たくなるという中、それでも食べるのが、さすがアメリカ人! 私はテイクアウトをしていました(笑)。

そして、ようやく夏以来ぶりに、2021年2月14日から25%のキャパシティをキープした店内飲食がOKというルールに変わり、少しずつですが、以前の活気のあったニューヨークに戻れるようにみんな頑張っています。(現在は35%になりました……!)

ワクチンも12月から接種が始まり、初めはお年寄り、医療で働くエッセルシャルワーカーの方々が優先され、そして今はスーパーで働く人、レストランで働く人が受けています。ワクチンはもちろん無料で、移民であろうと何歳であろうと、みんな平等に受けられます。アメリカではジョンソンアンドジョンソンのワクチンも認可されたので、今は3種類。5月までにはみんなが打てるようになるであろうと言われており、アメリカはさすがの早さです。

私は医療系で働くお客さまもとても多いのですが、感想を聞くとみんな「打ててよかった! 全然大丈夫よ!」と、勇気が湧く言葉ばかりで、わたしも早く打ちたいなと思っています。2回目の接種の時は少し具合が悪くなったりしたとみんな言っていました。わたしたちのようなヘアスタイリストは次のターンあたりかな? と思っています。最後のターンが若者やWFH(Work From Home=在宅勤務)の20~40代の方々のようです。

▼最近のニューヨークの様子

 

美容師は2週間に1回のPCR検査推奨、撮影前には必ず受ける

昨年6月にリオープンして以来、2週間に1回、コロナのテストを受けることを私たちの職種は推奨されています。暑い日も寒い日も3時間くらい外に並び、COVID のテストを受ける日々でした。

撮影などの現場やショーなどでは、48時間前や当日にテストを受けないと中に入れなかったので、何回鼻にあの綿棒のようなものを入れられたことでしょう……。でも、テストは無料なのでバンバン受けています。

テスト後30分で結果メールがくる!

2021年の2月にニューヨークのファッションウィークでのショーのヘアに入ったのですが、今はバーチャルのショーになっており、いつものショーのバックステージだと一発勝負で、慌ただしく4時間くらいで終わるのですが。ビデオでのショーなので何度も撮り直し、CM撮影のようなかんじで丸1日かかってしまうという、大がかりなものになっていました。

▼モデルはフェイスシールド着用、ヘア・メイク担当者もフェイスシールド+マスク!

 

日本もそうだと思うのですが、全てのことに新しいルールができ、様々なことがガラッと変わった一年だったと思います。

私自身も、働き方改革というか、ずーっと駆け抜けていた自分の美容師人生を少し見直して、働き方を少し変えていこうかなと思うようになりました。次回はそのお話もできたらとおもっています。

ワクチン接種が始まって以来、色々なことの再開スピードが早まり、エンターテイメントも制限ありですが再開。気持ち的には“ back to normal ”の方向に向かっているなと感じています。少しずつですが、前のいい意味でうるさかったニューヨークが戻りつつあります。

最後は旅行を自由に楽しめるようになったら、本当に本来のニューヨークに戻ったと言える気がします。ニューヨークの人は旅行が大好きなので、早くお客さんと旅行話ができる日を楽しみに待っています。

次回はコロナ以降変わったこととニューヨークで流行っていること、私のニューヨークでの働き方などを書いていきたいと思います。では、stay safe:)!

 

穂高律子[Three Degrees Salon/(アメリカ・ニューヨーク)]

ほたかりつこ/1982年7月25日生まれ。岩手県出身。日本美容専門学校卒業後、東京・表参道のDaB(ダブ)を経て2010年macaroni coast(マカロニコースト)にオープニングスタッフとして参加。2016年に渡米し現在は雑誌やブランドの撮影やブライダルのヘアメイク、ファッションウィークのバックステージにも参加しながら、Three Degrees Salonにてサロンワークを行う。
Instagram:@ritsuko725

月刊BOB編集部

AUTHOR /月刊BOB編集部

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