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全国売れっ子スタイリスト連載第19回「美容は仕事ではなく、趣味」最高売上207万円/広島県呉市

月刊BOBの長寿連載、『日本全国売れっ子スタイリストを探せ!』。なかなか知ることのできない、リアルに売り上げが高い美容師さんの数字や取り組みを赤裸々に取材するこの企画。2004年に「人が好き!美容が好き!」というメッセージを掲げて始まり、名前や形を変えながら日本全国の200名近い美容師さんを紹介してきました。(現在の連載タイトルは「日本全国売れてるスタイリストを探せ!」)働き方、ライフプラン、キャリアプランのヒントが詰まっていて、掲載はいつも雑誌の後ろのほうですが反響の大きい企画です。

今回は月刊BOB2005年10月号掲載の第19回をご紹介します(記事内容はすべて、取材当時のものになります)。

全国売れっ子スタイリスト連載第19回 MIYANISHI(ミヤニシ)/広島県呉市]2005年10月号掲載

神笠浩二さんの売り上げデータ

プロフィール

かみがさこうじ/1976年8月12日生まれ。広島県出身。広島県理容美容専門学校を卒業後、東京の美容室を目指したが合格しなかった。地元の美容室でもいいから入ろうと思って入社したのがMIYANISHIだった。しかし入ってみると「ビックリするような名門サロンでした」という。入社して間もなく10年、本店の店長を務めている。

サロンデータ
みやにし
宮西 公代表
社員数:40名

 

1カ月に300人のカットをこなすのが楽しい

2003年6月に広島店(広島市)から本店(呉市)に転勤してきた後の実績。1カ月に300人のカットをこなしている。お客にはバレーボールの人気選手・栗原 恵さん(江田島出身)もいてカットを担当。

 

美容は仕事というより、趣味

MIYANISHIは予約制ではないので、10人の自分のお客が瞬間的に集中していることもあるという。

「実に面白い。いかにその10人を早く、しかも手抜きをしないで処理していくか。全体の手順をすべて考えながら進めていく。醍醐味です。店長としては、最低限のことはやります。立場上、役目はしっかりと果たします。でもそれ以外では楽しくやりたい。お客をやっている時がやはり楽しいですね」

10年つづけてきても、美容の仕事は飽きない。毎日の変化があるし頭も使う。だからこそこれからもやっていけそうだと感じている。
「今はまだ、独立とかそんなことはまったく考えていない。でも一生できたらいい、とは考え始めましたね」

 

美容学生時代は相当な問題児、美容師になった理由は特にない

オーナーの宮西 公さんが初めて神笠さんに会った時の感想は次の通り。
「面接に来たときは、黒のヘルメットにロングヘア。でも、ぼくは昔から個性の強い男性美容師を育てるのが好きでした。容姿も含めて雰囲気のある男だったから、これは育つ可能性があると思いましたね。ただし、彼は自分が育てるより、環境に育てさせたほうがいいと感じた。だから4サロンを全部回らせたんです」

入社当時は330㎡(100坪)の本店だけだったのが、その後、広島市内への出店も含めて、全体で4サロンに増えた。新店舗ができるたびに、神笠さんは転勤を重ねた。

「MIYANISHIには社訓がない。決まりもない。朝礼もない。数字のことも言われない。社長でありながら、そういうことは一切言いません。結果はあとからついてくると考えているんですね。そんな環境だからこそ、ぼくのような人間でも長くづづいたんだと思います。しかし、自由には責任も伴う。そのことも今は理解しています」

スタイル、技術的なことはかなりいけると思っているが、接客、会話はまだこれからだと自覚している。
「技術面は比較的順調にきましたがミセス、おばあちゃんへの対応はまだまだ。それが課題だといえますね」

神笠さんの考える美容の仕事は、女性のいい面を引き出してあげること。そんな仕事を通して、気持ちよく、毎日を楽しく過ごせたらとてもいいと思う。

月刊BOB編集部

AUTHOR /月刊BOB編集部

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