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第3波の今、美容室で確認したい新型コロナウイルスのこと5

全国に非常事態宣言出されたのが2020年4月16日のこと、新型コロナウィルスとの共存も7カ月を過ぎました。第三波の来襲がさけばれる今、再度美容室で確認しておきたい新型コロナウイルスのことをまとめます。小社から7月に発売した『サロンワークのための衛生管理』書籍から抜粋した内容です。

 

1.素材によって、新型コロナウイルスの最大残留時間は違う

特に盲点なのは段ボール。商品などが定期的に届く美容室では段ボールの出入りも多くありますが、段ボール表面では最大24時間、コロナウイルスが生存します。届いたら消毒、もしくは1日たってから開封する、という習慣に変えてみるのもよいかもしれません。

 

2.手指消毒は、アルコールなら1分程度の接触時間が大切

ウイルスを不活化するには、アルコールなら1分程度と消毒液と手指との十分な接触時間が大事。空間噴霧では空中に消毒液が長時間漂うことによる健康への影響も気になるので、消毒したい箇所に直接吹き付けたり液体で出してふき取るのが良いでしょう。

 

3.確実に有効な消毒法は、エタノール、次亜塩素酸ナトリウム、イソプロパノール、過酸化水素ナトリウム

新型コロナウイルスに対して確実に有効とされているのはエタノール、次亜塩素酸ナトリウム、イソプロパノール、過酸化水素ナトリウムです。
これらの消毒薬に関しては、新型コロナウイルスを不活化する効果が認められています。美容師法で規定されている消毒法の中にもエタノールなどを用いたアルコール消毒と、次亜塩素酸ナトリウム消毒がありますが、現時点ではこの2つの方法で消毒を実施するのがベターです。たとえばシザーズは、お客ごとにアルコール消毒を実施し、営業終了後にはエタノール水溶液に浸漬して消毒を実施するのがよいでしょう。気を付けたいのは、アルコール消毒を実施したものと、次亜塩素酸ナトリウム消毒を実施したものを混在させないようにすることです。薬液どうしが混ざると人体に害を及ぼすためです。

アルコール類による消毒……一般的に広く用いられているのはエタノール(エチルアルコール)。美容師法施行規則では薬液濃度を76.9 ~ 81.4
%と定めている。血液の付着したもの・付着していないもの両方の器具に使用でき、10分間浸すかガーゼ等に含ませ清拭する方法がある。

次亜塩素酸ナトリウムによる消毒……次亜塩素酸ナトリウムを水で希釈して使用する。血液が付着しているもの・疑いのあるものは0.1%水溶液に、それ
以外のものは0.01%水溶液に10分間以上浸漬する。高濃度のものは腐食作用が強いため、浸漬時間に気を付ける。

 

4.換気は1時間に1回、10分程度が望ましい

外気との気温差を利用して行う「自然換気」は1時間に1回10分程度行うことが望ましいとされています。扉や窓を2カ所以上あけ、空気が滞留しないように風の流れができるように工夫をこらしましょう。窓がない場合はサーキュレーターなどを用いて気流をつくることが可能です。換気後の室内の気温にも気を配り、適切な温度に調整して快適さと衛生を保ちましょう。

 

5.シャンプー中は会話をしない、お客さまには目を閉じてもらう

フェイスガーゼ1枚だけだとこころもとないですが、お互いにマスクをしていれば問題ないとされています。さらにシャンプーによってウイルスは流れ落ちているので、シャンプー中は会話しない、お客さまには目を閉じてもらうということを徹底しましょう。

 

月刊BOB編集部

AUTHOR /月刊BOB編集部

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