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美容師の勝負グツ・定番グツ ②-京里[ore(オール)/京都府京都市]の場合-

働き方が変わると、靴のセレクトも変わる!?

LIM(リム)で働いていたころは30分に1人のお客さまがいらっしゃることが多かったので、サロンワークでの選択肢は革靴、ブーツ、バレエシューズ、スニーカー。広い店内を素早く移動する必要があったのでヒールのある靴は厳しかったですね。今、自分のお店をオープンしてからヒール靴を履くことが増えました。10坪のお店の中をマンツーマンで接客して移動するのであれば、意外とヒールでいける! と気がついたのと、多少しんどくても気合いが入るのでやっぱりいですね。

京都に「ore(オール)」を出すことにしたのは、ひらめきで!

2020年の3月いっぱいでLIMを退社して、4月上旬に京都へ引っ越しをしました。その2週間後には不動産屋さんを回って物件探しをスタート。結局全部で10件以上は見ましたね。今の京都市役所駅前の物件を見つけたのが5月中旬ごろのことです。

どちらかというと東京ではバリバリ働いていたと自分でも思いますし、30分に1人のお客さまが来ることは本当に楽しかったんです。ただ、反対にお客さま1人ひとりと、もっと丁寧に向き合う時間が欲しいという気持ちが強くなってきていました。私は今年34歳になるのですが、30歳の節目を過ぎたころから漠然と、大好きな美容をずっと続けるためにも自分のライフスタイルや身体にもう少し気配りをしたいと思ったことも重なりました。

それでも、まさか出身地である京都にお店を開くことになるとは正直思ってもいなくて。何で京都にお店を出したんですか? と聞かれたら、「ひらめきで! ワクワクするから行こうと思って」と答えるくらいです(笑)。

 

京里の勝負グツ! ①Maison Margiela(メゾンマルジェラ)のブーツ

もちろん毎日同じテンションでお客さまをお迎えするのですが。マルジェラのブーツはやっぱり気合いが入ります。2足持っていて、6年前くらいから持っていながら出番の少ないベージュと、2年前くらいにベルギーで購入したブラック。ブランド設立者のマルタン・マルジェラがベルギー出身なので、ベルギー旅行の際にお店を訪れて購入した思い出のブーツです。

 

京里の定番グツ! ①New Balance(ニューバランス)990v5 スニーカー

ニューバランスの靴は私の足と相性がいいのか、歩きやすくて疲れにくいんです。いつも大体グレー色を選ぶのですが、いろんな洋服と合いやすくてオススメです。この990v5は最近買ったのですが、本当によく履いている定番グツです。他のブランドのスニーカーと比べてニューバランスは髪の毛がくっつきにくいのもいいですね。

 

京里の定番グツ! ②PORSELLI(ポルセリ)のバレエシューズ

ポルセリはイタリアの老舗ブランドで、私は去年購入したシルバー色を愛用しています。他のブランドのバレエシューズよりも、華奢なデザインと革のくたっとした感じがお気に入りです。私はパンツスタイルが多いのですが、パンツとの相性がとてもよいです。

 

京里の定番グツ! ③Church’s(チャーチ)のサイドゴアブーツ

4年前くらいに購入して、夏以外はずっと履くヘビロテブーツです。サイドのゴムは修理もしつつ長く履いているのですが、本当に楽で。足に馴染むのはさすがイギリスの老舗革靴ブランドといった感じです。洋服も選ばないので大活躍しています。

 

京里さんがよく買い物をするショップを教えてください!

京都ではまだ好きなお店を開拓できていないのですが、東京に住んでいた時によく訪れていたお店を紹介したいと思います。

1.Hooked-Vintage(フックドヴィンテージ)
渋谷にあるヴィンテージショップです。昔から古着屋さんが大好きで、新しいものにはないホツレや色の落ち具合などのディティールが魅力です。サイズももちろんワンサイズしかないので、毎回「運命!」と思って買っています(笑)。

2.SUPER A MARKET(スーパードットマーケット)
センスのいいセレクトショップです。東京のLIMで働いていた時は、お店から近いこともありよく買い物に行っていました。

 

“刺激”と“リラックス”があるサロン、それが「ore(オール)」です

最後に、京里さんが京都にお店を開いたと聞いた時から、ずっと気になっていたことをインタビューさせてもらいました。

――「ore(オール)」を今後どういうお店にしていきたいですか?
京里:「ore(オール)」のコンセプトは、来てくれる人にとって“特別”であり“日常”でもある場所。特別というのは、いつもよりおしゃれをして、新しい自分に出会うために少し緊張して訪れる場所。でも、カジュアルな気持ちで私に会いに来て欲しいし、「ore(オール)」に通うことが日常になるようにという想いからです。“刺激”と“リラックス”のあるサロンというと分かりやすいかもしれませんね(笑)。街に愛されるサロンをもちろん目指したいですし、同時にわざわざ行きたくなる場所を目指したいと思っていて。東京で出会ったお客さまも訪れたくなるようなサロンになるといいなと思います。

――オープンして1カ月予約はすべて埋まっていたと聞きましたが、どのようなお客さまが来店されましたか?
京里:もちろん新規のお客さまが多かったのですが、すごく調べて来てくれている方が多かった印象です。「お任せで」という嬉しいオーダーもたくさんいただいて、やりがいを感じました。東京からお越しいただいた既存のお客さまもいらっしゃって、リラックスしてくれている様子を感じることができたので「この形もありだな」と自分自身で確認できた1カ月でもありました。

――京里さんが京都でお店を開くと聞いて、勝手ながらご結婚もあってのことかと思ってしまいました。
京里:残念ながら今のところその予定はないんですが(笑)。いつか家庭も欲しいと思っていることは事実で、この物件を選ぶときにもマンツーマンサロンなんで私が休まなければいけない期間があったとしても、ちゃんと支払える賃貸料かも含めて検討していました。今後のことをきちんと考えるいい機会にもなりましたし、今まで経験したこと、経験させてもらったことが本当に今の自分の糧になっていること。美容を好きだからこの仕事をやっている、美容師を続けたいという強い気持ちも改めて認識しましたね。

 

京里[ore/(京都府京都市)] 

きょうり/1986年12月3日生まれ。京都府出身。関西美容専門学校卒業後、LIM入社。大阪LIMで歴代最短のスタイリストデビューをし、東京のCODE+LIMにスタイリストとして上京。トップスタイリスト、店長などを歴任しながら、LIM全店での最高売上は3年連続NO.1の実績を持っていた。2020年3月に円満退社。2020年9月26日、京都府京都市にマンツーマンサロン「ore(オール)」をオープンさせた。
Instagram:@kyori1203、@ore_hair

月刊BOB編集部

AUTHOR /月刊BOB編集部

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