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バリキャリ・アラサーOLから絶大支持! uka保科真紀さんの技術とサロンワーク

今こそターゲットを絞り込め! 「6大客層」徹底攻略

SNSや集客サイトの発展により、今はお客が美容師を選びやすい時代。こうした状況に対応するためにも、美容師は自らターゲットを絞り込む必要があります。決して、絞り込む=客層を狭めることではありません。“自分が得意としていて、やりがいが得られるターゲットは誰なのか?”を真剣に考えることが、将来の自己成長につながります。「6大客層」に支持されている、それぞれの美容師のデザインとサロンワークまでを徹底取材した『月刊BOB』2018年7月号掲載記事から、バリキャリアラサーOLから圧倒的支持を集めるuka(ウカ)保科真紀さんのデザイン・サロンワークを紹介します。

■世代やライフスタイルで6カテゴライズ・6大客層■

TARGET① オシャレ大好き 高感度な個性派大学生
TARGET② 自分時間が大事 合コン大好き事務系OL
TARGET③ 仕事にまい進 バリキャリ アラサーOL
TARGET④ やりくり上手 小学生ママな専業主婦
TARGET⑤ 時間と戦う キャリア系ワーキングママ
TARGET⑥ 自分時間が楽しい アラフィフ大人女性

 

バリキャリ! アラサーOLに支持される3大技術テクニック

加齢による顔や髪の変化に気づき始め、美容への真剣さが増す20代後半~30代前半のアラサー世代。中でも、周りの人にどう見られているか?を気にするのがアラサーOL。どう見せるべきか? を提案してくれるuka(ウカ)保科さんが支持される秘密をひもときます。

photo : Kaori Ito(THE VOICE MANAGEMENT)

1.エレガントさのあるアウトラインの重さ
ワンレンベースにトップはローレイヤーが定番。毛先の量感調整によって重さをコントロールし、お客の人柄に似合わせていく。毛先が重ければ重いほど、落ち着いたエレガントな雰囲気に。

2.ペタンコ防止に効果 顔まわりディスコネ・レイヤー
加齢により四角くなる顔の印象を丸く見せ、アウトフォルムのペタンコを防止してくれるのが、ほお骨下に落ちるよう2cm幅でトップに入れたレイヤー。この部分をアイロンで毎日巻くように伝えている。

3.分けめが自由自在 肌見せ・リバースバング
前髪はセンターでカットし、毛先をスライドカットで軽くして分けめを自由に変えられるように。肌の透け感は、その人の第一印象での柔らかさを決める重要な要素。軽さは髪色や目の丸さやシャープさから調整する。

 

バリキャリ! アラサーOLに支持されるサロンワーク

1.6つのデザインキーワードを外さない
お客自身が、再来のたびに新しい自分を発見できるように、提案の幅を広くもっておく必要がある。アラサー世代だからといってコンプレックス解消だけを軸にすると、毎回同じデザインになりかねないため、下記の6つのキーワードの度合いを調整して組み合わせることで飽きさせない。

①人柄に合ったレングス設定……顔に似合わせるのは当たり前。その人の価値観や、どう見られたほうがいいか?で検討する。レングスは3回の段階に分けて確認してもらうようにしている。まず長めにカットして確認→巻いた状態で確認→足りない部分をカットの手順。
②重さ……毛先の重さでエレガントさを調整。重いほうがより落ち着き女性らしい雰囲気に。
③質感……アラサーOLの髪にツヤ感は絶対に必要。さらに束感を出し“スタイリングしました感”を出すかどうか。
④前髪の透け感……リップの濃さや顔のパーツとのバランスを取る。モードではなく“できる女風”に見せたいので、外巻きを推奨。
⑤レイヤーの設定……レイヤーを入れれば入れるほどカジュアルに。ただしセルフスタイリングは難しく、お客さま自身の技術力とも相談。
⑥カール感……ボリュームの出しづらさによってカールを入れる箇所を変える。カールはアイロンのワンカールでつくる想定でカット。

 

2.目指すべきイメージウーマンの共有
「イメージ的にこんな人になりたい」「こんなふうに歳を重ねたい」がイメージウーマン。保科さんはお客1人ひとりと、女優の〇〇さん、モデルの〇〇さん、と共有している。バリキャリはインスタグラムのヘア写真ではなく、理想像を求めている! お客の顔型やパーツはもちろん、人柄に沿ってイメージウーマンを似合わせていく。

3.人からどう見られているか? どう見せてあげればいいか? の分析
「この人は会社で周りの人たちから、どう思われているんだろう?」と冷静に考える。お客の顔のパーツがすべて丸く、性格もおっとりしているなら“貫禄があるようにヘアスタイルでいい女風に見せてあげたほうがいいかも”など、本人がどう見せたくて、どう見せてあげればいいか? までお客と一緒に考えていくのが保科流だ。

①意図せず若くして成功タイプ……デザイン例:かきあげバングで貫録、アウトラインを重くする、ローズ系リップメイクを提案
②ガツガツのし上がりタイプ……デザイン例:肌の透ける前髪で柔らかさ、レイヤーを顔まわりに入れる、淡いリップメイクを提案

 

4.セルフスタイリング技術の向上
ボリュームを出すレイヤー、ハイレイヤーはアラサーOLにマストな技術。ただし、お客自身でヘアアイロンが使えないと自宅での再現性に欠け、計算外の事態に。そこで保科さんのお客はローレイヤーのワンカールスタイリングレッスンからスタート。だんだんレイヤー幅を大きくし、お客の技術力を上げていく。アラフォー、アラフィフになってもロングをキープするためには、お客自身のスタイリング技術が必要になるため、それに備える意味もある。

 

どう見られたいか? に対して、常に味方でいてあげること

大切にしているのは、人柄や価値観に似合わせること。その人という存在に似合わせてこそ「保科さんじゃないとダメ」って言ってもらえるんですよね。例えば、昇格したと聞けば「今ヘアを変えるチャンスですね、出来る女感を出していきましょう」とか。2人の間に、何で今この髪型にするのか理由が存在しています。イメージウーマン(理想像)もその1つ。現在、美容師として次のステップに進むために、お休みを週3日取っているのですが、失客することなく通ってくれるお客さまには感謝しています。

 

保科真紀/ほしなまき。1986年生まれ。長野県出身。資生堂美容技術専門学校卒業後、EXCeL(現・uka)入社。現在スタイリスト7年目、ミッドタウン店に勤務しメインの顧客層は30~40代のバリキャリ女性たち。

 

月刊BOB編集部

AUTHOR /月刊BOB編集部

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